クロムツ 刺身 煮付け 汁 味噌漬け
いつもの魚屋でクロムツ1400円也。
値段のわりに綺麗だったし購入。長崎生まれ。
左にアリナミンの空き瓶があります。
ワタ抜いて1kgくらいかしら。
見た感じ大丈夫だし大丈夫だろうという気持ちのもと刺身。
身が柔らかくてむつかしいわね。新鮮なやつはどうなんでしょう。
刺身包丁ほしい。
皮目は脂があっていいけどまだ旬じゃないし小さいしこんなもんでしょう。先日熱海と沼津で食ったやつよりかは美味い。
東京で買ったほうが安いし美味いってどうなんだ。
煮付け。白髪ネギを添えて。
水、酒、醤油、みりん全部1。あと生姜。
魚の煮付けは砂糖じゃなくてねぎの青いところを入れるのが正義とされていますが僕は砂糖が好きなので少しだけ入れました。
鍋でアルコールを飛ばしてからAnova。59℃で1時間半。最後にもっかい鍋で沸騰させる。
魚の低温調理は初めてやったけどかなり良い。
ふわふわした食感。水分がしっかりと残っているけれど水っぽさや臭みは皆無。
正統派の煮魚かと言われるとあれだけどこれはこれでかなりいい線。
汁。ねぎの小口切りを添えて。
水塩酒適量。
普通。脳天と頬肉が食える。
魚は頬肉とヒレの付け根の肉が美味いので全身頬かヒレになればいいと思います。気持ち悪いのでやっぱなし。
店でウロコ取ってもらったけど結構残ってるからこれからはしっかり自分でやろうと思いました。
ここから酒を飲みながら書いています。
味噌漬け
味噌味醂酒砂糖適量。
床に1日漬けてから59℃で1時間半。煮付けと同じ。最後に表面をフライパンでしっかり焼く。
クロムツは焦げ目が付くくらい焼く料理が合うとインターネットで見たのでそのようにしています。
これが一番美味い。
皮目の脂と皮のゼラチン質が活かされています。
家庭で味噌漬けを作ると焼いたときに水分が抜けがち(私だけかもしれませんが)ですが、これは低温煮付けのときと同じようにしっとりとしています。
ご飯との相性も最高です。
全部これにすれば良かったという説もあります。
大衆魚は手頃な価格で無難な味の場合が多いですが、高級魚はそれなりの価格のものを買ったほうが満足度が高いと思いました。美味かったけどこれがクロムツの真価とは思えないし。
本当の味を知りたければ旬に産地で食えばいいと思います。まあこれに限らずなんでもそうですね。