桜の季節過ぎたら遠くの街に行くのかい
こんにちは(こんばんは) 。
いろいろあって微笑みの国に行ってきました。齢20なんぼでも人生にはいろいろあります。
はい
河口のスロープにトビハゼがいっぱいいました。
ゆうに20㎝を超えている個体もいましたが速すぎるので諦めました。こいつらは数匹から10数匹程度の群れでいましたが、ジャイアントなマッドスキッパー氏は単独でした。もうちょっと散策しようと茂みの中に入っていったら野犬の群れと遭遇したので戦略的撤退。
はい
トッケイを探したんですけど小さいのばかりでした。オガサワラヤモリ?
〜つぎのひ〜
マーケットにきた。名前は忘れた。
焼きスネークヘッド
50㎝くらいで400バーツ(≒1200円)くらいだった。買ってない。
オニテナガエビ
あんまり覚えてないけど焼いたやつが5尾300バーツ(≒900円)とか。5尾買ってもあれだなとか思ってたら買い忘れました。
マーケットではスムージーを飲んだら鳥を食べたりヤギを愛でたりしました。楽しかったです。
場所は変わってビッグシーの鮮魚コーナー。ビッグシーとは日本でいうイオン的なやつだと思われます。食料品から家電、衣類等も売ってる。
アメ横の鮮魚くらい鮮度が怪しい。
ニシン?
ハマフエフキ?
なんかフエダイっぽいの
スマ
アジ?
イトヨリダイ?
クロアジモドキ
ホッケ?これはしっかり見なかった。
ティラピア
ナマズ1
ナマズ2
なんとかパーチ
これか知らんけどパーチは特定外来生物になりましたね。
ティラピア
ハクレン?
なんか知らん二枚貝
バイ
ガザミ?
あとGiant squidとかいうでっかいイカも売ってました。ソデイカかしら。
〜退店〜
キノボリトカゲ?
捕まえる前は緑色してました。かっこいい。
水辺へ…
マレーハコガメ。日本だと8000円くらいらしい。いっぱいいた。
これじゃない種類もいたけどカメは知らん。
サルバトールモニター、ミズオオトカゲくん。目測200㎝ちょっとくらい。
微笑みの国の首都のちょっとした水辺に結構いる。おつきみやまのパラスくらいの頻度でエンカウントする(探そうと思うと意外と会えない)。
個体によっては触れるくらいの場所まで寄れる。でかいやつはあんまり逃げない。
100㎝くらいの手頃な個体がいたので捕まえてみた。
ウオー
ゴツゴツしててかっこいい。
結構な力で腕に巻きつかれる。軍手つけ忘れたのですごい勢いで引っ掻かれた。半袖もやめたほうがいいです。あと白い服も流血した時に困るのでやめたほうがいいです。ぼくは困りました。
なぜミズオオトカゲかというとデイリーポータルZで見てあたしもやりたいワとなった次第です。人間は単純です。よかったですね。
別の国編もあるとされていますが更新は未定と言われています。
エビ
皆さんにも生活をしていればエビを食べる機会が皆さんあると思います。
左:ヒゲナガエビ
右上2:トゲミノエビ
右下2:ミナミアカザエビ
画像の皆さん以外にも結構食べたので覚えている範囲で書きます。
オオグソクムシ
15センチくらいあるダンゴムシ。深海のアイドルだね。こいつも最近では水族館でよく見る。さわるとツルツルしてる。
いろんなイベントで食べられているので食味レビューなんてインターネットにいくらでもあるけどやはり自分で体験することが大切なのです。
とりあえず茹でて割ったら謎の黒い液体吹き出した。終焉を迎えたエビみたいな臭いがした。勇気を出して僅かな可食部位を食べてみたが甘みのほとんどないエビみたいな味がした。エビを食べた方が幸せになれる。別の個体は黒い液体が出なかったので消化物だと思います。肉は同じ味でした。別段もてはやされるものではないと思う。
ジンケンエビ
少し水っぽい。可もなく不可もなくといった味わい。
ヒゲナガエビ
ジンケンエビより甘みがあって美味しい。
深海底引きの主力らしい。
トゲヒラタエビ
殻が痛い。
市場には流通しない美味いエビとして知られているらしい。歩留まりが悪い。
よく似たアワトゲヒラタエビも獲れたが味の違いはよく分からなかった。
ミナミアカザエビ
「テナガエビ」の名称でオシャレなお店で出がちなアカザエビの近縁種。アカザエビよりかわいいサイズ感。
上記のエビの皆さんよりも身のプリプリ感と甘みが強い。それなりの値段で流通しているだけある。トゲヒラタエビほどではないが殻が硬く剥くのが少し辛かった。
センジュエビsp
一般的なエビの皆さんとは一線を画した個性的なフォルム。リンク先参照→センジュエビ 深海生物紹介 – 深海屋ブログ
個人的には気持ち悪い。分類が進んでいない標準和名なしの種もいるそうです。ふーん。
歩留まりが悪く殻から身が離れにくい。が、味は悪くない。図体の割に筋繊維が大きく、水分は少し多いがイセエビのよう。甘みが強い。下手にイセエビを食べるより全然美味い。ちなみに僕はイセエビがあまり好きではありません。
トゲミノエビ
ゴツいホッコクアカエビ(アマエビ)みたいな見た目。インターネットでは食味に関する記述が見つからなかった。
今回食べた中で最も美味しかった。別格の美味しさ。テクスチャーがよく「美味しいエビを食べている!」って気持ちになれる。甘みが非常に強い。近縁種のアカモンミノエビも漁獲されましたがこちらは食べませんでした。
生エビはだいたい美味しいことがわかりました。ただ加熱しないとうまみがあまりなくてただただ甘いだけなので結構飽きる気がします。
僕の素晴らしい語彙力では新鮮な生エビは甘いということと食感が良いということを伝えるのが精いっぱいなので興味がある人は底引き網とかをやればいいと思いました。
アナゴが食べたかった
iPhoneから投稿します。
サンマが美味しい季節になりました。
はい!喜んで調理致します。はい。
サンマも好きですが同じくらいアナゴも好きなので年に何回かアナゴを釣ります。
ペットボトル釣法+手持ち竿1本で挑みます。ペットボトル釣法についてはペットボトル釣法 [日淡会]を参照してください。意外と混み合っていたのでペットボトルは5本にしました。
サンマをつけてせっせと支度をしていると 隣の爺さんたちに話しかけられる。先日同じ場所でペットボトル釣法をしていたお姉さんがいたらしい。そうなんだ。会ってみたいね。でも、爺さんの言う若いだからあんまりあてにしないほうがいいかもしれないね。
程なくして爺さんがでかいハモを釣り上げる。120cmくらいあってでかい。僕はあいにくタモを持ってこなかったのであんなん掛かったら終わるね。
僕はというと爺さんを尻目にサイレントに餌を盗られ続け悲しい気持ちになる。
餌を付け替えて再投入すると釣竿の方にアナゴっぽい反応(アナゴはぐいーんぐいーんって引きます)。食い込みを待ってから合わせるもすっぽ抜けて餌には細長い噛み跡が。悲しいですね。
深い悲しみに包まれていたとき、ペットボトルが倒れ景気良くラインが出ていくではありませんか。ラインを掴むと明らかにアナゴではない引きを感じましたが頑張って回収。タモがないので強引に抜き上げる。切れなくてよかった。
こんばんは。
クロソイを追加して納竿。この靴下は昨年UNIQLOで買いました。
ハサミで雑に血抜きをして帰宅。
釣れたキチヌは鯛めしと焼き霜に。
鯛めしのレシピはクックパッドを参考にしてなるほどねってなるといいです。
これは鯛めしを作る図です。
見てるぞ。
炊くぞ。
炊き上がり。
とても美味しいです。よかったですね。
万能ねぎがなかったので長ネギを使いましたが主張しすぎるのでやめたほうがいいです。
焼き霜
サクにしてバーナーでいい感じに火取りして氷水で締めて拭いて冷蔵庫で冷やしたら完成。
普通の造りよりこっちのほうが好きです。白身に皮の香ばしさが合います。適度に脂があって美味しい。
クロソイは唐揚げにしました。写真は撮り忘れました。二度揚げのおかげで丸ごと食べられて良かったです。
鯛めし用に身を掃除したときに骨が余ったので骨酒にしましたがこれが非常によかったです。齢23にして骨酒初体験でした。
アナゴって何だったのでしょうかね。
結果美味しかったので良かったです。
めでたしめでたし。
干潟 覚え書き
忘れないように。調べればいくらでもインターネットに載っていますが、ブログがあるのでせっかくだから自分でも書いてみようというわけ。
経験則と伝聞が主なのであまりアテにならないかも。
採れる生き物
巻貝とか小魚とかにはふれません。
狙って採る
・アナジャコ
・ハマグリ
・マテガイ
・シオフキ
・ホンビノス
狙っては採らない
・アサリ
・サルボウガイ
・バカガイ
・アカニシ
採れるけど無視する
・オキシジミ
・カガミガイ
・ソトオリガイ
生息環境
塩分
便宜的に生息している生物ごとに低塩分・中塩分・高塩分の3段階で分ける。
低塩分
あんまり面白くないのでいつもスルーしがち。というかほぼここではやらない。ヤマトシジミ、ソトオリガイが主。次点でオキシジミ。ハマグリは数は出ないけど型が良い印象。ファミリーが多い。
中塩分
上記低塩分域の生物に加え、貝類ではシオフキ、アサリが登場する(2016年は大型のアサリが少ないというかほぼ壊滅状態。児童虐待みたいなサイズのは無限にいる。)がヤマトシジミはかなり少なくなる。アナジャコが採れるようになるが、生息密度はイマイチ。いるところにはいるしいないところにはいないといった感じ。自分の実力では2時間で20匹とかそのくらいだけど慣れてる人はもっと採れるはず。底質に因るところが大きい。これに関しては後述する。
高塩分
マテガイ、ホンビノス、カガミガイ、バカガイ、サルボウガイ、アカニシが登場。ヤマトシジミ、ソトオリガイ、オキシジミは全く見られない。アナジャコの個体数もかなり多いが生息場所は限られ、型は中塩分域より小さい。マテガイ採りができるのはこのあたりだけ。岸近くはエリアが広くやりやすいが小型が多い。流心近くは大型が多くここを狙いたいが、潮汐によっては水が引き切らないことがある。バカガイ、サルボウガイ、アカニシは特に降らないと採れない気がする。メインターゲットに据えるには厳しいかも。サルボウガイは生殖腺に毒性があるので産卵期である夏には避けるべき。
底質と地形
アサリとハマグリは底質と塩分で採り分けることができる。…そうですが今年はアサリが壊滅しているので採り分けられているのかが分からない。一般的にハマグリは干潟の僅かに盛り上がった部分に生息している。1匹掘りあてたらその周辺には何匹かまとまって隠れているはず。
アナジャコがいるところにはマテガイはいない。マテガイがいるところにはアナジャコはいない。同じ場所で両方ゲットというわけにはいかないように世の中上手く出来ているようで、これは適塩分帯の違いというより底質により決まってくる。どちらも砂泥底を好むという点では同じだが、アナジャコは泥が強い場所を、マテガイは砂が強い場所を選んで生息しているようだ。場所によっては何十メートルか歩くだけで入れ替わるので干潟の表面の様子には注目すること。明らかにマテガイの穴じゃない穴に塩を入れて困った顔をしている人をたまに見かけるので、そういうときは相手のプライドを傷つけないように優しく教えてあげる。
底質が嫌気的なところ、端的に言うとヘドロっぽいところはダメ。ホンビノスくらいしか期待できない。流心に近寄った場所にも嫌気的な箇所は結構あるので、頑張って水の中に入ってもそんなにいいことはないと思う。海側に下ればバカガイ、サルボウガイ、アカニシのチャンスと出会えるかも?この辺はもうちょっと自分で調べたい。
食味
ABCの3段階評価。5段階にしようかと思ったけどめんどくさいからやめる。
A
アサリ
とても美味しいが今年は自分のフィールドではほぼ採れない。
夏は産卵期で味が落ちるため、この時期には積極的には採らない。都市部の干潟産なので干潟臭がどうしても残るので焼き蛤よりも酒蒸しとかがいいと思う。
場所さえ選べば美味しい。
肝の風味が強く好みが分かれる。個人的にはハマグリと同じくらい好き。アサリと同じ調理法で良い。砂抜きの必要がなくすぐ食べられる。水管を自切しまくるが、この水管を洗ってから食べると適度な塩味とコリコリ感がいい。でも生食はいろいろと危ない気がするからやめたほうがいいです。僕はしますけど。
サルボウガイ
赤貝缶詰の原料。身が赤く、酒蒸しにすると煮汁が素敵な色(茶色)になるけど味は良い。砂が抜けにくい印象。
B
アナジャコ
採るのが楽しい。シャコとはいうがヤドカリに近くミソに独特の癖がある。あと内子が美味い。揚げると癖が減るので、何も考えず素揚げにしてビールを飲みながら食べるのが一番良い。塩茹でにして殻を剥いてから食べるのも身の甘みが感じられていいけど、歩留まりが悪過ぎて申し訳ない気持ちになる。丸ごと油通ししてからエビチリ風にしたこともあるけど、ミソの主張が強くてチリソースと喧嘩するからもうやらない。
シオフキ
個人的な裏本命。殻が汚れやすい上に砂抜きに手間がかかるためB。上品な味で美味しい。ハマグリ狙いの人はたいてい捨ててるので、掘るよりもその辺に落ちているのを拾った方が効率がいい時がある。
ホンビノス
アメリカからの使者。殻が異様にでかいので調理にはでかい鍋が必要。殻を一生懸命洗うとかなり汚れが取れるのでいろいろと大丈夫か心配になるが見なかったことにしている。熱を通し過ぎると身が固くなる。味は良い。
C
オキシジミ
大きさがハマグリくらいあるシジミ。砂が抜けにくい。噛んだらあんまり好きじゃない風味がしたので、多分もう持ち帰らない。
カガミガイ
ホンビノスに似ているが厚みの違いで区別できる、幼貝は知らんけど。個体によるが砂袋があり、これを取らないと大変なことになる。味はまずくはないけど、同じ大きさのホンビノスとかハマグリとかがあったら食べる必要ないと思う。
?
ソトオリガイ
今の時期はサイズが小さい。味は良いらしいが、殻が極めて弱く殺してしまいがちなのでまだ食べたことはない。
バカガイ
寿司のアオヤギだけどまとまって採れたことがないから食べてない。
アカニシ
肉食性の結構大型の巻貝。味は良いらしい。後で回収しようと思い、その辺に放置してたら忘れてきた。唾液腺に毒性があるので取り除く必要あり。
また追記します。
あ
例大祭
5月13日に第12回 博麗神社例大祭が開催されました。
りんかい線は料金が高くてあんまり乗りたくないのが正直なところ。
早朝にも関わらずりんかい線国際展示場駅にはすでにたくさんのオタクがいます。
夏顔負けの暑い日々が続きますが、この時間帯は少し冷えますね。
僕も他の人に倣い、国際展示場に向けヨボヨボと歩を進めます。
とぼとぼ...
とぼとぼ...
とぼとぼ...
おっと...
少しずつあたりの景色が変わってきました。
日差しが眩しいですね。国際展示場にはしばらく来てませんでしたが、僕の見ないあいだに少し水浸しになったみたいです。
うわーーー!
ぴちぴちぴち...
外国人もいます!艦これとか艦これとかに押されて下火と言われていますがやっぱり東方の人気は健在のようです!
こちら幼い外国人です!デカ目でかわいいですね!人種の違いを感じます...
こちらが本日の戦利品になります。
フナ類(ギンブナ?)4尾とチャネルキャットフィッシュ1尾
戦利品を自宅に持ち帰りさっそく調理して行きます。
今回は浴槽で活かしたりはしませんでした。なぜなら既に昇天していたから。
前回前々回は捌くのに注意点がいくらかありましたが今回はそれほどでもありません。強いて言えばフナの粘液に臭みがあるのでそれが身に移らないように水やキッチンペーパーは惜しまずに使うことくらい。他の淡水魚の例に漏れず寄生虫症のリスクがあるため、生食はなるべく避けること。あとは使用した調理器具は熱湯で消毒すること。相変わらず僕は熱湯消毒していません。
フナ3尾は甘露煮に。
まず1:1の酢水を魚体が浸かる程度に張り、灰汁を取りながら30分程度煮込んでいきます。水が足りなくなったら様子を見て足し水をします。本来甘露煮は焼き干しにしますが、今回は時間の都合上このような作り方で(焼き干しにした場合はこの行程は必要ありません。)。イイ感じになったら茹で汁を溢します。これで骨が軟らかくなり、臭みも取れます。
茹で溢したら水、酒を魚体が浸かるまで入れ、また煮込んでいきます。2時間くらいでしょうか。食材の大きさにもよるので加減は適当でいいです。
砂糖、醤油、味醂、生姜を加え落とし蓋をし弱火で煮込みます。魚が大きいと味がしみ込むまでに水分がなくなりますのでころ合いを見て足し水を。ここも適当に加減して下さい。煮汁がなくなったら完成です。ちなみに完成前に味見をしたらフナのフナらしさが激しく自己主張してきたので個性が死ぬまで煮込み続けます。
煮汁がなくなったら一度冷まします。食べる前に再加熱してください。
フナの甘露煮
弄くりすぎたら頭が取れてしまいました。あんまり弄くらない方がいいです。
味は非常に美味しいです。ご飯に合います。旬からは外れていますが、適度に脂が乗っていて淡水魚特有の臭みも感じられません。ここまで煮込めば当然と言えば当然ですね。ちなみに16時から調理を始めましたが完成したのは22時過ぎでした。自炊は計画的に。圧力鍋があれば時間短縮できます。
分量は掲載していませんが、「サンマ 甘露煮 レシピ」で出てきたレシピのサンマをフナに置き換えただけなので興味があったら調べてください。僕はどのページを参考にしたか覚えていません。
残りのフナとチャネルキャットフィッシュは刺身に。
前述のとおり淡水魚には寄生虫がいます。有名なのは顎口虫という寄生虫で人体に入りこむと皮膚の下で悪さをするみたいです。どんな症状かはイメージ検索するといいです(僕はしていません)。
未来のある若者である僕はこのためだけに身体は張れないので、捌いたサクを業務用冷凍庫で48時間冷凍しました。きっと寄生虫くんたちも天に召されていると思います、多分。
左がフナ、右がチャネルキャットフィッシュ
解凍し切ろうとしたところ、サクから強烈な淡水魚臭。田んぼのあぜ道と全く同じ匂いがしました。さすがにあぜ道を食べる気にはなれないのでサクごと氷水で洗います。だいぶマシになりました。鼻にティッシュを詰めながらあぜ道を歩いているくらいにはなったのでこれでGO
・フナ
醤油なしで一切れ、海水魚にはない特有の臭いが多少あります。
山葵醤油で食べると臭いはさほど気になりません。あくまで個性の範囲と言えます。
冷凍したのにも関わらず、歯ごたえがよくタイのそれに近いものがあります。個人的に「甘い」という表現はあまり使いたくないのですが、甘みが強く、脂も適度にのっており味だけならば刺身の中ではかなり上位のものと言えます。下手な海産魚よりも美味しいです。「鮒は生じゃ 喰えないはずさ 泥臭い 生臭い fish! fish! fish!」ってどこかで言ってましたけどあれはウソですね。
ちなみに数名に味見をしてもらうと「沼の臭いがする」「田んぼに顔面から突っ込みながら刺身を食べているようだ。」等の非常に有益なコメントが得られました。
・チャネルキャットフィッシュ
こちらは米国原産の外来魚。特定外来生物であり生体の移動、飼育が禁止されています。取り扱いには十分注意してください。活けのものを築地市場で見たことがあるような気がしますが、多分気のせいです。
本来は食用魚として輸入されましたが、日本国内ではあまり利用されていません。強烈な棘を持ち、漁網に被害を与えたり、水産有用種を捕食する害魚として扱われています。生き物に罪は無いんですけどね。
食感は若干クニャクニャとしています。個性に欠けるというのが正直な感想。回転寿司のエンガワに似ています。飲み込む時に若干の違和感がありますが臭いはさほど気にならないです。フナと比較してクセがあまりないのでこちらのほうが万人受けはしそうな感じ。以前は「カワフグ」と称され流通していた時期もあるようですしね。食感はだいぶ違いますが。
少しフライにしてみましたが、こちらのほうが臭みも抜け、たんぱくな味わいを補うことができます。加熱料理向けですね。
今回も貴重な経験になりました。次はフナの旬の冬にもう一度といったところ。
PS 例大祭には行ってません。東方に興味ないので。