アナゴが食べたかった
iPhoneから投稿します。
サンマが美味しい季節になりました。
はい!喜んで調理致します。はい。
サンマも好きですが同じくらいアナゴも好きなので年に何回かアナゴを釣ります。
ペットボトル釣法+手持ち竿1本で挑みます。ペットボトル釣法についてはペットボトル釣法 [日淡会]を参照してください。意外と混み合っていたのでペットボトルは5本にしました。
サンマをつけてせっせと支度をしていると 隣の爺さんたちに話しかけられる。先日同じ場所でペットボトル釣法をしていたお姉さんがいたらしい。そうなんだ。会ってみたいね。でも、爺さんの言う若いだからあんまりあてにしないほうがいいかもしれないね。
程なくして爺さんがでかいハモを釣り上げる。120cmくらいあってでかい。僕はあいにくタモを持ってこなかったのであんなん掛かったら終わるね。
僕はというと爺さんを尻目にサイレントに餌を盗られ続け悲しい気持ちになる。
餌を付け替えて再投入すると釣竿の方にアナゴっぽい反応(アナゴはぐいーんぐいーんって引きます)。食い込みを待ってから合わせるもすっぽ抜けて餌には細長い噛み跡が。悲しいですね。
深い悲しみに包まれていたとき、ペットボトルが倒れ景気良くラインが出ていくではありませんか。ラインを掴むと明らかにアナゴではない引きを感じましたが頑張って回収。タモがないので強引に抜き上げる。切れなくてよかった。
こんばんは。
クロソイを追加して納竿。この靴下は昨年UNIQLOで買いました。
ハサミで雑に血抜きをして帰宅。
釣れたキチヌは鯛めしと焼き霜に。
鯛めしのレシピはクックパッドを参考にしてなるほどねってなるといいです。
これは鯛めしを作る図です。
見てるぞ。
炊くぞ。
炊き上がり。
とても美味しいです。よかったですね。
万能ねぎがなかったので長ネギを使いましたが主張しすぎるのでやめたほうがいいです。
焼き霜
サクにしてバーナーでいい感じに火取りして氷水で締めて拭いて冷蔵庫で冷やしたら完成。
普通の造りよりこっちのほうが好きです。白身に皮の香ばしさが合います。適度に脂があって美味しい。
クロソイは唐揚げにしました。写真は撮り忘れました。二度揚げのおかげで丸ごと食べられて良かったです。
鯛めし用に身を掃除したときに骨が余ったので骨酒にしましたがこれが非常によかったです。齢23にして骨酒初体験でした。
アナゴって何だったのでしょうかね。
結果美味しかったので良かったです。
めでたしめでたし。
干潟 覚え書き
忘れないように。調べればいくらでもインターネットに載っていますが、ブログがあるのでせっかくだから自分でも書いてみようというわけ。
経験則と伝聞が主なのであまりアテにならないかも。
採れる生き物
巻貝とか小魚とかにはふれません。
狙って採る
・アナジャコ
・ハマグリ
・マテガイ
・シオフキ
・ホンビノス
狙っては採らない
・アサリ
・サルボウガイ
・バカガイ
・アカニシ
採れるけど無視する
・オキシジミ
・カガミガイ
・ソトオリガイ
生息環境
塩分
便宜的に生息している生物ごとに低塩分・中塩分・高塩分の3段階で分ける。
低塩分
あんまり面白くないのでいつもスルーしがち。というかほぼここではやらない。ヤマトシジミ、ソトオリガイが主。次点でオキシジミ。ハマグリは数は出ないけど型が良い印象。ファミリーが多い。
中塩分
上記低塩分域の生物に加え、貝類ではシオフキ、アサリが登場する(2016年は大型のアサリが少ないというかほぼ壊滅状態。児童虐待みたいなサイズのは無限にいる。)がヤマトシジミはかなり少なくなる。アナジャコが採れるようになるが、生息密度はイマイチ。いるところにはいるしいないところにはいないといった感じ。自分の実力では2時間で20匹とかそのくらいだけど慣れてる人はもっと採れるはず。底質に因るところが大きい。これに関しては後述する。
高塩分
マテガイ、ホンビノス、カガミガイ、バカガイ、サルボウガイ、アカニシが登場。ヤマトシジミ、ソトオリガイ、オキシジミは全く見られない。アナジャコの個体数もかなり多いが生息場所は限られ、型は中塩分域より小さい。マテガイ採りができるのはこのあたりだけ。岸近くはエリアが広くやりやすいが小型が多い。流心近くは大型が多くここを狙いたいが、潮汐によっては水が引き切らないことがある。バカガイ、サルボウガイ、アカニシは特に降らないと採れない気がする。メインターゲットに据えるには厳しいかも。サルボウガイは生殖腺に毒性があるので産卵期である夏には避けるべき。
底質と地形
アサリとハマグリは底質と塩分で採り分けることができる。…そうですが今年はアサリが壊滅しているので採り分けられているのかが分からない。一般的にハマグリは干潟の僅かに盛り上がった部分に生息している。1匹掘りあてたらその周辺には何匹かまとまって隠れているはず。
アナジャコがいるところにはマテガイはいない。マテガイがいるところにはアナジャコはいない。同じ場所で両方ゲットというわけにはいかないように世の中上手く出来ているようで、これは適塩分帯の違いというより底質により決まってくる。どちらも砂泥底を好むという点では同じだが、アナジャコは泥が強い場所を、マテガイは砂が強い場所を選んで生息しているようだ。場所によっては何十メートルか歩くだけで入れ替わるので干潟の表面の様子には注目すること。明らかにマテガイの穴じゃない穴に塩を入れて困った顔をしている人をたまに見かけるので、そういうときは相手のプライドを傷つけないように優しく教えてあげる。
底質が嫌気的なところ、端的に言うとヘドロっぽいところはダメ。ホンビノスくらいしか期待できない。流心に近寄った場所にも嫌気的な箇所は結構あるので、頑張って水の中に入ってもそんなにいいことはないと思う。海側に下ればバカガイ、サルボウガイ、アカニシのチャンスと出会えるかも?この辺はもうちょっと自分で調べたい。
食味
ABCの3段階評価。5段階にしようかと思ったけどめんどくさいからやめる。
A
アサリ
とても美味しいが今年は自分のフィールドではほぼ採れない。
夏は産卵期で味が落ちるため、この時期には積極的には採らない。都市部の干潟産なので干潟臭がどうしても残るので焼き蛤よりも酒蒸しとかがいいと思う。
場所さえ選べば美味しい。
肝の風味が強く好みが分かれる。個人的にはハマグリと同じくらい好き。アサリと同じ調理法で良い。砂抜きの必要がなくすぐ食べられる。水管を自切しまくるが、この水管を洗ってから食べると適度な塩味とコリコリ感がいい。でも生食はいろいろと危ない気がするからやめたほうがいいです。僕はしますけど。
サルボウガイ
赤貝缶詰の原料。身が赤く、酒蒸しにすると煮汁が素敵な色(茶色)になるけど味は良い。砂が抜けにくい印象。
B
アナジャコ
採るのが楽しい。シャコとはいうがヤドカリに近くミソに独特の癖がある。あと内子が美味い。揚げると癖が減るので、何も考えず素揚げにしてビールを飲みながら食べるのが一番良い。塩茹でにして殻を剥いてから食べるのも身の甘みが感じられていいけど、歩留まりが悪過ぎて申し訳ない気持ちになる。丸ごと油通ししてからエビチリ風にしたこともあるけど、ミソの主張が強くてチリソースと喧嘩するからもうやらない。
シオフキ
個人的な裏本命。殻が汚れやすい上に砂抜きに手間がかかるためB。上品な味で美味しい。ハマグリ狙いの人はたいてい捨ててるので、掘るよりもその辺に落ちているのを拾った方が効率がいい時がある。
ホンビノス
アメリカからの使者。殻が異様にでかいので調理にはでかい鍋が必要。殻を一生懸命洗うとかなり汚れが取れるのでいろいろと大丈夫か心配になるが見なかったことにしている。熱を通し過ぎると身が固くなる。味は良い。
C
オキシジミ
大きさがハマグリくらいあるシジミ。砂が抜けにくい。噛んだらあんまり好きじゃない風味がしたので、多分もう持ち帰らない。
カガミガイ
ホンビノスに似ているが厚みの違いで区別できる、幼貝は知らんけど。個体によるが砂袋があり、これを取らないと大変なことになる。味はまずくはないけど、同じ大きさのホンビノスとかハマグリとかがあったら食べる必要ないと思う。
?
ソトオリガイ
今の時期はサイズが小さい。味は良いらしいが、殻が極めて弱く殺してしまいがちなのでまだ食べたことはない。
バカガイ
寿司のアオヤギだけどまとまって採れたことがないから食べてない。
アカニシ
肉食性の結構大型の巻貝。味は良いらしい。後で回収しようと思い、その辺に放置してたら忘れてきた。唾液腺に毒性があるので取り除く必要あり。
また追記します。
あ
例大祭
5月13日に第12回 博麗神社例大祭が開催されました。
りんかい線は料金が高くてあんまり乗りたくないのが正直なところ。
早朝にも関わらずりんかい線国際展示場駅にはすでにたくさんのオタクがいます。
夏顔負けの暑い日々が続きますが、この時間帯は少し冷えますね。
僕も他の人に倣い、国際展示場に向けヨボヨボと歩を進めます。
とぼとぼ...
とぼとぼ...
とぼとぼ...
おっと...
少しずつあたりの景色が変わってきました。
日差しが眩しいですね。国際展示場にはしばらく来てませんでしたが、僕の見ないあいだに少し水浸しになったみたいです。
うわーーー!
ぴちぴちぴち...
外国人もいます!艦これとか艦これとかに押されて下火と言われていますがやっぱり東方の人気は健在のようです!
こちら幼い外国人です!デカ目でかわいいですね!人種の違いを感じます...
こちらが本日の戦利品になります。
フナ類(ギンブナ?)4尾とチャネルキャットフィッシュ1尾
戦利品を自宅に持ち帰りさっそく調理して行きます。
今回は浴槽で活かしたりはしませんでした。なぜなら既に昇天していたから。
前回前々回は捌くのに注意点がいくらかありましたが今回はそれほどでもありません。強いて言えばフナの粘液に臭みがあるのでそれが身に移らないように水やキッチンペーパーは惜しまずに使うことくらい。他の淡水魚の例に漏れず寄生虫症のリスクがあるため、生食はなるべく避けること。あとは使用した調理器具は熱湯で消毒すること。相変わらず僕は熱湯消毒していません。
フナ3尾は甘露煮に。
まず1:1の酢水を魚体が浸かる程度に張り、灰汁を取りながら30分程度煮込んでいきます。水が足りなくなったら様子を見て足し水をします。本来甘露煮は焼き干しにしますが、今回は時間の都合上このような作り方で(焼き干しにした場合はこの行程は必要ありません。)。イイ感じになったら茹で汁を溢します。これで骨が軟らかくなり、臭みも取れます。
茹で溢したら水、酒を魚体が浸かるまで入れ、また煮込んでいきます。2時間くらいでしょうか。食材の大きさにもよるので加減は適当でいいです。
砂糖、醤油、味醂、生姜を加え落とし蓋をし弱火で煮込みます。魚が大きいと味がしみ込むまでに水分がなくなりますのでころ合いを見て足し水を。ここも適当に加減して下さい。煮汁がなくなったら完成です。ちなみに完成前に味見をしたらフナのフナらしさが激しく自己主張してきたので個性が死ぬまで煮込み続けます。
煮汁がなくなったら一度冷まします。食べる前に再加熱してください。
フナの甘露煮
弄くりすぎたら頭が取れてしまいました。あんまり弄くらない方がいいです。
味は非常に美味しいです。ご飯に合います。旬からは外れていますが、適度に脂が乗っていて淡水魚特有の臭みも感じられません。ここまで煮込めば当然と言えば当然ですね。ちなみに16時から調理を始めましたが完成したのは22時過ぎでした。自炊は計画的に。圧力鍋があれば時間短縮できます。
分量は掲載していませんが、「サンマ 甘露煮 レシピ」で出てきたレシピのサンマをフナに置き換えただけなので興味があったら調べてください。僕はどのページを参考にしたか覚えていません。
残りのフナとチャネルキャットフィッシュは刺身に。
前述のとおり淡水魚には寄生虫がいます。有名なのは顎口虫という寄生虫で人体に入りこむと皮膚の下で悪さをするみたいです。どんな症状かはイメージ検索するといいです(僕はしていません)。
未来のある若者である僕はこのためだけに身体は張れないので、捌いたサクを業務用冷凍庫で48時間冷凍しました。きっと寄生虫くんたちも天に召されていると思います、多分。
左がフナ、右がチャネルキャットフィッシュ
解凍し切ろうとしたところ、サクから強烈な淡水魚臭。田んぼのあぜ道と全く同じ匂いがしました。さすがにあぜ道を食べる気にはなれないのでサクごと氷水で洗います。だいぶマシになりました。鼻にティッシュを詰めながらあぜ道を歩いているくらいにはなったのでこれでGO
・フナ
醤油なしで一切れ、海水魚にはない特有の臭いが多少あります。
山葵醤油で食べると臭いはさほど気になりません。あくまで個性の範囲と言えます。
冷凍したのにも関わらず、歯ごたえがよくタイのそれに近いものがあります。個人的に「甘い」という表現はあまり使いたくないのですが、甘みが強く、脂も適度にのっており味だけならば刺身の中ではかなり上位のものと言えます。下手な海産魚よりも美味しいです。「鮒は生じゃ 喰えないはずさ 泥臭い 生臭い fish! fish! fish!」ってどこかで言ってましたけどあれはウソですね。
ちなみに数名に味見をしてもらうと「沼の臭いがする」「田んぼに顔面から突っ込みながら刺身を食べているようだ。」等の非常に有益なコメントが得られました。
・チャネルキャットフィッシュ
こちらは米国原産の外来魚。特定外来生物であり生体の移動、飼育が禁止されています。取り扱いには十分注意してください。活けのものを築地市場で見たことがあるような気がしますが、多分気のせいです。
本来は食用魚として輸入されましたが、日本国内ではあまり利用されていません。強烈な棘を持ち、漁網に被害を与えたり、水産有用種を捕食する害魚として扱われています。生き物に罪は無いんですけどね。
食感は若干クニャクニャとしています。個性に欠けるというのが正直な感想。回転寿司のエンガワに似ています。飲み込む時に若干の違和感がありますが臭いはさほど気にならないです。フナと比較してクセがあまりないのでこちらのほうが万人受けはしそうな感じ。以前は「カワフグ」と称され流通していた時期もあるようですしね。食感はだいぶ違いますが。
少しフライにしてみましたが、こちらのほうが臭みも抜け、たんぱくな味わいを補うことができます。加熱料理向けですね。
今回も貴重な経験になりました。次はフナの旬の冬にもう一度といったところ。
PS 例大祭には行ってません。東方に興味ないので。
住宅街で捕まえた魚を食べる話
外もだいぶ暖かくなり野外で遊ぶには良い季節になってきましたね。
首都圏の川でお魚捕り。良い食材が捕れたのでお持ち帰り。交通費もかかるのでせっかくなので食費分くらいはお金を浮かせたいのです。
今回はカムルチーを調理しました。同じタイワンドジョウ科のタイワンドジョウと共に「ライギョ」と呼ばれ釣り人には馴染みのある魚です。タイワンドジョウ科の魚は「スネークヘッド」と呼ばれこのカムルチーとは異なり体色が派手なものも多く観賞魚として人気があります。最大で全長90cm近くになる大型魚で今回用意したのは全長60cmほどのよく見るサイズのもの。
カムルチーに関し特筆全てすべきはその呼吸方法です。鰓付近に上鰓器官という特殊な機構をもち、直接空気から酸素を取り込むことができます。空気から酸素を取り込むことはできますが、二酸化炭素の排出は他の魚と同様に鰓で行うため上鰓器官のみでは生きることができません。また、上鰓器官への依存度が非常に大きく、鰓のみからの酸素ではこれまた生き残ることができません。空気から酸素が得られなくなると魚のくせに溺死します。しかし、他の魚類とは比較にならないくらい強靭な生命力を持ちます。事実、クーラーボックスに水なしで数時間放置した後に自宅の浴槽に投入しましたがピンピンしていました。大胆な生体管理は一人暮らし大学生の特権。
蛇を彷彿とさせる大陸チックなビジュアルの通り外来魚です。日本のカムルチーは今からおよそ90年ほど前に朝鮮半島から食用目的で移入されました。国指定の要注意外来生物でブラックバス類、ブルーギルの陰に隠れがちですが在来生物の生存を脅かす存在です。要注意外来生物は自治体によっては放流が制限されているので一応取り扱い注意です。外来種じゃなくて在来種であれば放流していいのかって話。日本各地のアユ放流とか海づくり大会での天皇陛下による美化された種苗放流とかいろいろと思うところがありますが...。これ以上は脱線するのでやめておきます。
あまり長いこと生かしておくと情がわくのでその前に「えいや!」と解体します。力が非常に強い魚なので冷凍庫で仮死状態にするか頭部を強打させて気絶させることをおすすめします。ちなみに今回はどちらも怠ったので浴室内に大量の血飛沫が飛び散るハメになりました。また、体表の粘液が多く厄介なので捌く前にたわしでゴシゴシ洗うか身に火が通らない程度に熱湯をかけるのが粘液を固めてしまうのがいいです。ちなみに今回は亀の子たわしを2つダメにしました。あと歯が鋭いことにも注意して下さい。噛まれると外科送りになります。内臓の入り方?浮袋の長さ?が特殊なので骨の入り方が他の魚と違うことにも注意するといいかもしれません。
しっかりとした白身でナマズのクニャクニャした感じとはだいぶ違います(ナマズ料理 - 蝦)。海水魚でいうとタイやボラに近い印象。刺身でも食べられそうですが顎口虫という寄生虫の中間宿主のため海水魚のアニサキスにあたるのとは別次元で危険なので加熱推奨です。一度冷凍して...とも考えましたが家庭用冷蔵庫の冷凍では心配だったので自粛しました。どうなってもいい人は試してみるといいです。使用した調理器具からも寄生虫症の恐れがあるのでしっかりと熱湯消毒してください。僕はしていません。
皮が強いので汁以外は皮を引きました。レシピはクックパッドから流用すればいいとい思います。
・フライ
しっとり、あっさり、しっかりした肉質で油を使った料理とよく合います。鶏肉に似てると表現されることが多いですが鶏肉のそれとは結構違うかもというのが個人的な感想。めちゃめちゃやわらかい鶏肉みたいな...よくわかりませんが美味しいです。身はあまり主張してこないので個性を殺さないためにも下味薄いほうがいいです。あとでソースかければいい話ですしね。僕はタルタル派です。
引いた皮は素揚げにしてみました。「うまい魚の味がするゴム」でした。味自体は身よりいいです。食感はゴムです。皮に関してはもう少し長く揚げてもいいかもしれません。
・あんかけ
クックパッドに載っていた白身魚のあんかけをライギョに替えただけです。無難に美味しいです。
・ライギョ汁
2匹分のアラを塩と長ネギの青いところで煮ました。顔肉は食感が良く食べ応えがあります。わりと長い時間煮ていたので気になっていた皮もトロトロとしています。塩のみの味付けとは思えないほど上手い汁でした。写真ではわかりませんが頭骨の裏側部分の上鰓器官がまあまあグロいので若干食欲を削がれます。あと顔が怖い。
・ライギョ飯
残り汁でご飯を炊き、解した身を入れました。普通に鯛飯って言って人に食べさせても分からないと思います。少し固めに炊きあがってしまったのが残念でした。
淡水魚特有の臭みは全く感じられず非常に優秀でした。もともと食用で持ち込まれた魚なので美味しいのは当然と言われればそれまでかもしれません。原産国であるアジア諸国では油で揚げてから香辛料の効いたスープで食べることが多いようです。丸ごと揚げてお皿に盛ればそれはそれは映えることでしょう。ご家庭ではできませんけどね。皆さんも手頃なライギョを手に入れる機会があれば調理してみてください。
ライギョ汁を濾してから化学調味料と黒胡椒を足してラーメンを作りましたが正直これが一番のヒットでした。化学調味料とラーメンはすごいです。
おわり